働く女性の話題になると、同時にワークバランスというのも取り沙汰されます。仕事と私生活をどのようにバランスを取っていくかと言うことなのですが、イマドキ女性の仕事と私生活のバランスを年代別にご紹介していきます。
20代のころは、前半と後半で状況が大きく変わります。前半では、社会人になって初めてぶつかる壁として、「この仕事に向いてないんじゃないか」「能力が足りないんじゃないか」と仕事のことで悩むことが多いです。後半になると、キャリアアップや転職などと同時に、結婚や出産を意識し始めるようになります。
★20代の仕事と私生活のバランス=8:2
20代前半には、とにかく仕事に集中しましょう。それが、20代後半のキャリアアップに繋がります。就職して5年は、私生活よりも、仕事に重心を置くのが理想的です。「~をしたい」など、自分の将来を決め過ぎると、自らの可能性を狭めてしまうことになります。20代後半になると、仕事を効率化する方法を学びながら、今までのキャリアをどのように生かすかを考えます。その上で、必要なスキルを身に付けたり異動や転職を考えてみましょう。私には必要ないと決めつけてしまわずに、結婚や出産の可能性も念頭に置くことを忘れずに!
30代になると、仕事と私生活において大きな変化を迎える人が増えます。仕事では、チームリーダーになったり、大きな仕事を任されるなど、将来のキャリアップに繋がるきっかけがあります。私生活では、結婚や出産を経験する人が多く、家庭と仕事の両立に悩むことになるでしょう。
★30代の仕事と私生活のバランス=5:5
30代に入ったら、自らの人生プランを明確にしましょう。40代をイメージして、「キャリアをどうしたいのか」「家庭をどうしたいのか」など、自らの気持ちを整理して、なにをするべきなのかを考えましょう。私生活に比べ、キャリアはプランを立てやすいので、仕事を軸に、人生設計を立てるといいでしょう。
今までにどんな選択をしたかで、人生に大きな変化の出る時期となります。また、老後へと繋がる人生のターニングポイントでもあります。仕事と私生活、どちらかに偏りがちな世代ですので、全体的なバランスを見直すことが重要です。
★40代の仕事と私生活のバランス=3:7
40代は、マネジメントする立場になったりと、キャリアの蓄積がありますので、仕事の効率化を行なえます。仕事よりも私生活(家庭)に重心を置くと、バランスがとりやすくなり、50代以降のワークライフバランスにも繋がります。家族と向き合う時間を作ったり、キャリアアップのためのスキル向上の勉強をするのもいいでしょう。