就職先として魅力ある看護師という仕事

短大生と看護学生のための就職案内

看護師の魅力とは?

看護師の魅力とは?

看護師の仕事と聞いて、まず思い浮かべるのが「きつい仕事」ということでしょう。確かに、交代勤務で夜勤や残業があって肉体的にきつかったり、女性が多いので人間関係が難しかったり、人の命を扱うので緊張の連続で精神的にきつかったり……。仕事の大変さは、あげればきりがないでしょう。ただ、これらの大変さは、看護師の魅力を知れば、考え方が変わるかもしれません。看護師には、看護師ならではの魅力がいっぱいあります。

やりがいがある

看護師の仕事の最大の魅力といえば、「人の役にたつ、やりがいのある仕事」だということでしょう。病院で治療をするのは医師ですが、患者の身近に寄り添って、患者の日々の状態や、気持ちの変化をアセスメントできるのは、患者と実際に直接コミュニケーションを取っている看護師だけなのです。患者が元気になって退院したときの嬉しさや、新しい命の誕生に立ち会ったときの感動は、なにものにも代えがたい素晴らしい体験となります。

収入がいい

看護師の平均年収は、一般的な労働者の平均年収をはるかに上回っています。一般労働者の平均年収が右肩下がりであるのに対して、看護師の平均年収はほぼ横ばいで推移しているのです。このことから、看護師の年収は、他職種に比べると、景気による変動が少なく、高い水準で安定しているということが分かります。また、厚労省のデータに基づいた、女性全70職種の平均年収ランキングにおいて、なんと11位という結果が出ています。上位には、医師や大学講師、公認会計士などに次ぐ、上位となっているのです。

スキルアップ、キャリアアップ

仕事に慣れてくると、将来を見据えてステップアップしたいと思う人は少なくないでしょう。また、看護師の仕事をしている中で自分がチャレンジしたいことが見つかるかもしれません。そんなとき、他の資格試験を頑張って、職場のポジションをアップさせることもできますし、転職よってさまざまな経験を積むこともできます。スキルアップやキャリアアップの面で、自分磨きができる仕事だといえるでしょう。

安定感がある

日本は現在、少子高齢化が深刻で、医療崩壊といわれています。看護師不足も慢性的で、どこの病院でも優秀な看護師を求めています。結婚や出産後も、職場復帰を喜んで迎えてもらえます。また、職場を限定しなければ日勤のみのお仕事もあります。このことから、安定的に働ける仕事だといえるでしょう。